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オリックス谷、レギュラーはく奪

- 5回裏、遊ゴロに倒れベンチへ戻る谷(撮影・加藤哉)
オリックス中村勝広監督(57)が23日、谷佳知外野手(33)のレギュラーはく奪を宣言した。前半戦打率2割6分8厘、3本塁打、18打点と期待を裏切り、また故障した右ひじが完治していないこともあり、苦渋の決断を行った。生え抜きの中心選手として活躍してきた谷は、後半戦は故障をかかえながら中堅や若手との競争を強いられる。
ファン投票で球宴出場した谷がレギュラーの座を失った。後半戦を前に今後の若手起用を明言する中村監督が、中心選手にも競争を強いる方針を決断した。
「後半戦は外野はそれこそサバイバルやな。村松は安定している。2番手として大西が抜けてきた。谷はオールスターに出ているけど、ひじの問題もからんで守りにも不安がある。うかうかできないでしょう。谷を脅かすイキのいいヤツも出てこないといけない」
長年チームの顔だった谷が厳しい立場に追い込まれた。02年に41盗塁、03年に最多189安打でタイトルを獲得した実績が今後は考慮されず、相川、迎、坂口らと左翼の定位置を争うことになる。右ひじが万全なら問題ないが、中学時代に手術を受けた古傷なだけに無理はできない。球宴にはなんとか出場したが、1軍選手登録は抹消されたままだ。
FA権を行使せずに残留した今季に、谷はかけていた。自己ワースト成績となった昨年からの復活を期し、キャンプから連日の居残り特打を敢行。「12月に子供(佳亮ちゃん)が生まれたし、今年は頑張りたい」と話していた。バットも昨年までより10グラム軽く、コントロールのしやすい900グラムのものを使うなど、打率アップに並々ならぬ決意を見せていた。しかし、現実は思うようにいっていない。25日の西武戦(インボイス)から1軍復帰の予定。プライドをかけて生き残りに挑む。【村野森】
[2006年7月24日13時7分 紙面から]
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