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清原心動いた「俺もケツ蹴られてみたい」

和気あいあいのコリンズ新監督(左)と清原(撮影・岡潤一)
和気あいあいのコリンズ新監督(左)と清原(撮影・岡潤一)

 オリックス清原和博内野手(39)がテリー・コリンズ新監督(57)に「心酔」した。20日、同監督は就任後初めてスカイマークを訪れ、秋季練習中のナインと対面。心を一つにして戦うことを熱く説き、「オレがケツを蹴り上げたときは、愛情があるからだと思ってくれ」と語りかけた。勝利への執念、あふれる闘争心に触れた清原は「オレもケツを蹴られてみたい」と感嘆していた。

 監督室での初対面、その後の10分間の全体ミーティング。情熱にあふれた熱い言葉に触れ、清原は感嘆した。

 「とにかく熱さが伝わってきた。メジャーリーグの監督は、雰囲気があるなと感じました。何か起きそうな予感がします」

 現役続行を宣言した9月12日以来の肉声は、来季への希望にあふれていた。

 左ひざのリハビリ中ながら、新監督の始動に敬意を表し、ユニホーム姿で全体ミーティングに参加した。約10分間の熱いメッセージの中で「みんなの鼓動を一つに-というフレーズが、すごく心に残った」という。そして「オレがケツを蹴り上げたときは、愛情があるからだと思ってくれ」とナインに呼びかけた新監督に対し、「ケツを蹴られてみたい」とまで言った。

 度重なる故障に苦しんだ体同様、今季悔しくて歯がゆかったのは、チームにまん延する「負け犬」ムード。9月12日の会見では「最近は戦う前から負けてる空気も流れてる」と悔しがった。それを一掃してくれそうな情熱と迫力を、新監督は運んで来た。「日本の場合は、ややもすれば好き嫌いで選手を起用することがある。そういうことが、一切ない」と、プロ生活で初めて一緒に戦う外国人ボスに心酔した。

 コリンズ監督も清原のカリスマ性を認めた。もともと「若いときにメジャーに挑戦していたら、イチローや松井クラスの活躍をしていただろう」と評価していた。そしてこの日の対面で、清原の勝負にかけるひたむきさを知ったという。「『勝つためにどうすれば自分が力になれるか』と訴えてきた。その姿勢にとても感激した」と振り返った。

 公約のディナーは、早ければコリンズ監督がフェニックスリーグから戻る25日にも実現する。熱血監督を優勝監督に。大きなモチベーションが、オリックスを変えて行く。【堀まどか】

[2006年10月21日8時56分 紙面から]

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