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オリ雑賀新社長「清原しか…」爆弾エール
1日付でオリックスの代表取締役社長に就任した雑賀(さいか)忠夫氏(61=前日鐵リース社長)が4日、ナインに激辛メッセージを送った。球団事務所での年賀式後の所信表明で「ここ数年オリックスの野球に興味をなくした。選手は清原選手ぐらいしか分からない」などとドッキリ発言を連発。すべては負け犬根性の払拭を目指す雑賀流のエールだが、果たして声はナインに届くのか。
オリックスの雑賀新球団社長は遠慮なく言い放った。「野球は素人ですが、注目選手は清原ですね。オリックスの選手は清原ぐらいしか分からないし、知らないですから」。これから社長になる人物が、清原以外の支配下約60選手を知らない? 真偽はともかく、所信表明で自軍の選手を持ち上げることはあっても、腐すことは滅多にない。しかも新年仕事始めでの就任第一声。だが雑賀社長は歯に衣を着せるどころか、“爆弾発言”を連発した。
「ここ数年オリックスの野球に関心をなくしていました。勝とうが負けようが段々腹も立たなくなってきた。興味が薄れてました。社長(就任)の話を聞いた時はびっくりしましたよ」
やる気あるんでっか? ほんま大丈夫かいな? 思わず耳を疑う発言の数々。だがこれが雑賀流、究極の叱咤激励だった。リーグ優勝した95年、日本一になった96年は実力も人気もあった。だがその後は衰退の一途をたどり、7年連続Bクラス。その間、1番「関心」をなくしていたのはファンではないのか。現チームでは「清原」ぐらいしか知らないのではないか。連発した衝撃発言は、ファン離れへの強い危機感を代弁したものだった。
「興味を持ってもらうためには勝たないといけない。強くなるには生え抜きのスター選手が出て来ないと。オーナーからも『強くしろ』と言われてますから」
負け犬根性が染み付いたチームに、おだても美辞麗句も不要。新社長から届いた就任早々の“激辛年賀状”に選手たちはどんな返事を出すのか。注目の1年が始まった。【松井清員】
[2007年1月5日9時19分 紙面から]
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