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2007年オリックスキャンプ特集


コリンズ監督「ワイドー(=頑張ろう)」

 ワイドー・キャンプでっせ!! オリックスのテリー・コリンズ監督(57)が1月31日、選手と1次キャンプ地の宮古島入りした。昨年に続き宮古空港駐機場で行われた歓迎セレモニーであいさつに立ったコリンズ監督は「ワイドー!」と絶叫。宮古島で「頑張ろう!」を意味する方言で、ナインに7年連続Bクラスからの脱却、日本一へのゲキを飛ばした。また清原和博内野手(39)も22年目へのキャンプインへ静かに闘志を燃やした。

 えっ、まいど!? いやワイドー!! だ。清原、吉井ら43人の1軍ナインを従えた宮古空港駐機場での歓迎セレモニー。コリンズ監督が発した雄叫びは「ワイドー!」だった。言葉の響きから関西弁の「まいど」かと思いきや、沖縄本島での「チバリヨー」と同じく、宮古島地方で「頑張ろう!」を意味する方言。仕込んできたコリンズ監督は得意げに言った。

 「ワイドーが今の自分の心境に近かった。キャンプはワイドーで行こう!」

 地元野球少年がノックでヘトヘトになった時、浴びせる言葉が「ワイドー」。4月に行われる全日本トライアスロン宮古島大会では「ワイドー」のノボリが何百本と沿道に立つ。昨秋の高知キャンプでも地元の英雄・坂本龍馬を熱心に研究していた監督は、今回も鈴木渉外担当から事前に情報を仕入れ、粋なメッセージを用意していたのだった。

 もちろん「ワイドー」の究極目標は、7年連続Bクラスからの脱却、そして日本一だ。キャンプでは「エネルギーを浪費する無駄な時間」として朝の体操を撤廃。代わって監督自ら指導する午前8時半からの走塁練習を2日目から組み込む。「低い得点力を補うのは機動力」との信念からで、“手足”となるコーチ陣とは毎日朝晩ミーティング。選手には移動時の駆け足、時間厳守を命じるなど超合理練習から再建を目指す。

 「06年はもう過去の話で07年に集中しよう。昨日よりいい練習をして、昨日よりいい選手になろう、去年よりいい練習をして去年よりいいチームを作ろう!」

 宿舎での全体ミーティングでも熱く訴えた監督は、最後に笑って付け加えた。「マイドは知らなかったけど面白いね」。大阪のチームの監督が、マイドではないワイドー・キャンプで頂点を目指す。【松井清員】

[2007年2月1日8時58分 紙面から]

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