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宮内オーナー「トレードことごとく失敗」

 オリックスの宮内義彦オーナー(71)が5月31日、また不満を爆発させた。巨人移籍の谷、ロッテ移籍の早川、自由契約で中日入りの中村の名前を列挙し、「うちを出た3人の活躍ぶりを見ると、トレードはことごとく失敗」と断罪した。3選手は他球団の1軍主力で活躍。反面獲得した鴨志田、長田、辻の3選手が依然1軍定着すら厳しい状況に堪忍袋の緒が切れた。

 特に不満は早川の暴れっぷりという。オリックスでは1軍に定着できなかったが、移籍した途端、2番打者で3割以上をマーク。オーナーは「早川は私が(トレード責任者から)聞いていた情報とは全然違った」と不快感をあらわにした。

 トレード失敗を踏まえ、さらなるフロント改革も明言した。今季から2軍育成部長へ配置転換となっていた小林晋也氏(54)の球団本部長補佐への復帰を言明。「小林君には編成責任者の雑賀君を補佐してもらう」と説明した。6月人事で新球団本部長に就任する雑賀忠夫球団社長(61)の懐刀として編成の要職を任せる考えを示した。より権限が強化される前監督の中村勝広シニア・アドバイザー(SA=57)らとともに、シーズン中から異例の改革に乗り出す。

[2007年6月1日9時20分 紙面から]

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