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ラロッカ弾!オリックス逆転サヨナラ

- 10回、ラロッカ(30番)はサヨナラ本塁打を放ち北川(中央)らから歓喜の祝福を受ける(撮影・岡潤一)
<オリックス4-3楽天>◇24日◇京セラドーム大阪
オリックス・ラロッカは打った瞬間、万歳した。白球は弾丸ライナーで京セラドームの5階席までブッ飛んだ。10回に大久保の暴投などで勝ち越しを許し、追い詰められたその裏。負ければ4連敗、5位楽天と2・5差という絶体絶命の場面を、一振りでバラ色の歓喜に変えた。無死一塁、獲物は渡辺恒のカットボール。「9歳から始めた25年の野球人生で生まれて初めて」のサヨナラアーチは、逆転のおまけつきだった。
「もう心臓が破裂しそうだ。夢にまで見ていた瞬間。サイコーデス」。日本語を交え、お立ち台で絶叫した。6月中旬に左かかとを痛めてフォームバランスを崩した影響で、17試合ノーアーチだった。だが自身の約4倍、外国人史上初の400号にあと3本と迫るローズから下半身の使い方などアドバイスをもらい、「今年1番の当たり」で復活の時を迎えた。23号2ランで過去250人の通算100号にも王手をかけた。
「ワイフもテレビを見て喜んでくれてると思う。100号はぜひ彼女が帰る前に達成したいね」。来日中のアマンダ夫人(34)が待望の第1子を妊娠中。性別も男の子と判明した。予定日は11月20日で、夫人は出産準備のため来月6日に帰米しなければならない。大きくなった夫人のおなかをさわり、この日も「ボーイ、元気かい? パパ頑張ってくるよ」と声を掛けての出勤。「将来野球選手になってくれたらうれしいね」。新しい命が力をくれた。
「サヨナラ本塁打はプレーオフでも打ちたい」。土壇場9回も2死から日高の適時二塁打で追いつくなど、まさに執念の逆転。9・5差から奇跡の3位圏内へ、パパはこれっぽっちも諦めていない。【松井清員】
[2007年8月25日10時9分 紙面から]
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