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阪神浜中プロ初の代打アーチ!復調宣言も

6回裏2死一塁、代打の浜中は左越えに2点本塁打を放つ(撮影・岡本肇)
6回裏2死一塁、代打の浜中は左越えに2点本塁打を放つ(撮影・岡本肇)

<阪神5-3オリックス>◇21日◇甲子園

 力強い弾道が26日ぶりに甦った。1点差に迫られた6回2死一塁。代打浜中がオリックス菊地原の内に切れ込むスライダーを左翼席に運んだ。4月の月間MVPホルダーがようやく5月初アーチ。オリックスを振り切る貴重な1発になった。

 「ホームランになると思っていなかった。久しぶりなので、自分自身うれしかったです。代打アーチ? 小学校のとき初めて代打で出て打ったとき以来かな」

 4月25日横浜戦(静岡)以来、出場19試合ぶりの11号2ラン。意外にもプロ入り初の代打アーチだ。4月はフル回転。打率4割3分5厘の成績を収めた。だが、疲労もあって5月は急降下。20日まで、月間打率は1割4分だった。

 「バットを上半身だけで振ってしまう、いつもの悪いクセが自然に出てしまっていました。でも、バットは振れてきている」

 ケアで疲労も回復し、日々の練習で打撃フォームの微調整を重ねた結果、ようやく復調の兆しを見せた。5番今岡の状態が優れないなか、上昇カーブを描く浜中の存在は大きい。岡田監督は「代役5番」で起用する可能性も示唆した。

 「好不調の幅を少しでも小さくしていかなあかん。今岡がこういう状態やから(左投手なら)ハマを5番に入れたらいいだけや」

 ライバル桧山も本調子ではなく、抜てきが現実味を帯びる。「最近、調子は良くなってきている。これからもっと打てると思います」。お立ち台では復調を宣言。エンジン全開の長距離砲が、首位巨人追撃の旗振り役になる。【酒井俊作】

[2006年5月22日9時43分 紙面から]

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