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阪神が今オフに広島黒田を獲得へ

- 阪神が獲得を目指す「球界のエース」広島の黒田投手
阪神が31日にFA権を取得する広島黒田博樹投手(31)の獲得を目指すことが29日、明らかになった。同投手がFA宣言に踏み切ればメジャー、国内球団との争奪戦ぼっ発は必至だが、すでに水面下で調査を開始。今オフの補強の目玉として黒田獲りに全力を尽くす。
阪神が黒田争奪戦に参戦する。関係者は「あれだけの投手だし、欲しいのは当然。地元(大阪)出身であることも大きな魅力」とし、水面下で調査を開始していることを明かした。
岡田体制となった04年以降、徹底的な現有戦力の底上げを掲げ、大きな補強をしてこなかった阪神。その方針通り、江草、能見、杉山らが育ってきたが、黒田だけは“別格”だ。昨年、下柳と最多勝のタイトルを分け合った本格右腕はのどから手が出るほどの存在で、効果的な補強になると見ている。
黒田は順調にいけば31日にFA権を取得する。シーズンに集中するため現在、去就についての言動は封印しているが、権利行使に踏み切れば大争奪戦になることは間違いない。メジャー球団、さらに国内でも数球団が名乗りを挙げることが確実視されている。ただ阪神には生まれ故郷の関西という“地の利”がある。激しい獲得合戦となっても一歩も引かない構えだ。
本社のバックアップ体制も問題ない。29日、阪神電鉄は阪急ホールディングスとの株式交換による経営統合の方針を発表。会見に臨んだ坂井信也阪神電鉄新社長(58)はタイガースへの影響について「より大きな企業グループに支えられることになり、もっと強くなると思う。大いに期待していただきたい」と胸を張った。タイガースを、阪急側の宝塚歌劇と並ぶ新グループのシンボルと位置付けた上で、常勝チーム作りへの体制強化となることを強調した。
球団史上初のリーグ連覇、そして日本一を目指し熱い戦いを繰り広げている岡田阪神。その一方で虎視眈々(こしたんたん)と常勝軍団作りをにらみ、グループ一体で『球界のエース』獲得へ全力を尽くしていく。
[2006年5月30日9時6分 紙面から]
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