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阪神星野SDが後半戦予想「勝負は9月」

阪神対巨人戦を解説のため放送席に着く星野SD(撮影・山岸満)
阪神対巨人戦を解説のため放送席に着く星野SD(撮影・山岸満)

<阪神1-0巨人>◇19日◇甲子園

 阪神星野仙一SD(59=シニア・ディレクター)が19日、大阪市の阪神電鉄本社で定例のオーナー報告を行った。宮崎恒彰新オーナー(63)との会談の中で「中日とのマッチレース、勝負は9月」とペナントレースの行方を予想。その後、前半最終戦の巨人戦が行われた甲子園にもテレビ解説のため訪れた。試合前に岡田監督らを激励し「下位チームに取りこぼすな」と連覇への提言も。言葉通りのG倒劇をしっかり見届けた。

 星野SDは満足顔で2位ターンを振り返った。昨年の打点王・今岡、守護神・久保田を欠きながら、貯金14を積み重ねた岡田監督の手腕を高評価。宮崎新オーナーに十分「V圏内」との報告を行ったことを明かした。

 「2位を評価すべきでしょう。ファンもぜいたくになってトップで折り返さないといけないとかいうが、ある意味、好位置にいるんじゃない」

 今後は、首位を走る中日との一騎打ちと断言。「中日とマッチレースになってくるわね。マッチレースは間違いない」。終盤までペナントの行方は、もつれると予想した。9月からのラストスパートへの期待は大。今岡、久保田も戻ってくるはず。「投高打低」の現状を踏まえ、最後の「差し切り」を“予言”した。

 「今は打てない分、ピッチャーが頑張ってる。ただ打ってもピッチャーが打たれたらしょうがない。両方が合致するのは9月以降になるんじゃない。その時に目標をもったチームと、もってないチームの差がでてくるはずだから…」

 土壇場の逆転連覇へ、提言も忘れなかった。やみくもに中日戦だけを意識し、下位に取りこぼすな、との助言だった。「ただマッチレースといっても横浜も広島もヤクルトも巨人とも(対戦が)ある。そこで1戦1戦貯金を増やしていかんとしゃあない。中日戦だけ勝ってほかに負けててはいかんからな」と語った。

 オーナー報告後は、甲子園でナインの快勝劇を見届けた。SDの提言を守る形で、チームは5位巨人との対戦成績を五分(5勝5敗)に戻した。ゲーム差1・5、中日30敗に対し35敗での折り返し。解説の中では球宴明けの直接対決で最低勝ち越しを条件に掲げた。「なるべく早く負け数を一緒にしとけばな」と、連覇への期待感をさらに高めていた。

[2006年7月20日9時6分 紙面から]

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