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阪神井川パーソナル・トレーナー同伴

 井川メジャー成功へ強力援軍! 大リーグ球団からの入札結果を待つ阪神井川慶投手(27)が「パーソナル・トレーナー」を米国に帯同させることが22日、分かった。国内で個人契約を結んでいる添田隆也氏(44)に同行を求めている。今後のメジャー球団との移籍交渉の際、契約付帯条件として承認を要求し、サポート部隊「チームK」を結成する構えだ。

 ストイックに体のケアを続ける井川にとっては恋人級の「大切な人」だ。03年20勝を挙げる一因も作った旧知の添田氏を「パーソナル・トレーナー」として米国に同行させるプランを固めた。

 20日に始まった入札は27日に締め切られ、28日にも移籍交渉球団が判明する。その後、米大チームと井川の代理人アーン・テレム氏(52)との間できめ細かい交渉がスタート。今後は敏腕代理人を通じて添田氏の球場の出入り、マッサージ室の確保などを付帯条件として求めていく。

 添田氏とはまだ1軍でブレークする前、00年の12月から個人契約を結びサポートを受けている間柄だ。井川が「オフのトレーニングに関してはすべてトレーナーの方と相談してから」と繰り返すほど信望は厚い。食事、肉体、精神面まで細部にわたる指示を仰ぎ、02年からの5年連続2ケタ勝利につなげた。

 さらに同氏は米国サンフランシスコのカイロプラクティック学校で学んだ経験を持っており、メジャー関係者とのコミュニケーションを図る上でも頼れる存在となりそうだ。

 毎年のように200イニングを超える働きぶりがメジャー側に対して最大のセールスポイントとなっている。故障知らずの肉体を保持する上で、欠かせないキーマンだ。

 すでに井川からのオファーを受けた添田氏は、短大講師、治療院などの国内の従来業務の引き継ぎを終了。広い全米のどの球団に移籍することが決まっても、即座に就労ビザ申請、転居帯同できるよう準備を整えている。

 今月に入り、井川は株式会社「クロス・ビー」とマネジメント契約を結んだ。球場外、環境面でのサポートはもちろん、渡米後も井川公式ホームページの運営を引き続き請け負う。さらには肉体面では添田氏が、大リーガー「IGAWA」を支える一員に加入。完全なるバックアップ態勢「チームK」を結成し、メジャー挑戦元年の荒波を渡る。【片山善弘】

[2006年11月23日10時17分 紙面から]

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