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岡田監督驚く「井川落札金ごっついで~」

- 井川は「名探偵コナン」の紙袋を手に帰りの車に乗り込んだ=甲子園球場(撮影・加藤哉)
井川の入札額、ごっつい!? 阪神は28日、ポスティングシステム(入札制度)による井川慶投手(27)への入札を正式に受諾した。午前8時に最高落札額が通知され、受諾を即決。同11時に日本コミッショナー事務局に返答した。入札球団数は明らかにならず、阪神は落札額も伏せたが岡田監督は「ごっついでぇ」と冗談めかして話すなど注目の大きさをうかがわせた。一方、井川は甲子園球場の新室内練習場で取材に応じ「まず、第一歩かな」などと淡々と話した。29日午前中に井川との独占交渉権を獲得した落札球団名が日米同時に発表される予定だ。
「ごっついでえ~。ねえ社長。まったく(これまでの)報道はあてにならないわ」。兵庫県下のゴルフ場のクラブハウスを出た岡田監督が口元を緩めてつぶやいた。
午前8時過ぎ。球団行事のゴルフ大会でスタートホールに向かう直前だ。牧田球団社長と肩を並べ、トラの指揮官は井川の落札額が高額だったことを匂わせるパフォーマンスでにやけていた。
岡田監督の驚きが本当かウソか不明だ。だが大リーグ球団からの応札があり、阪神が入札を即、受諾したことだけは確かだ。担当の沼沢正二球団本部長の携帯電話が鳴ったのが、午前8時前。球団役員に連絡を回して受諾を確認すると、8時30分には井川本人にその旨を伝えた。球団総務部から日本コミッショナー事務局に正式に回答したのが午前11時。手続き上でも、わずか3時間のスピード決着だった。
制度が公平に運用されるよう、阪神は最高落札額の公表を避けた。牧田球団社長は午後3時、受諾の発表会見で「まだ(受諾の)連絡が行っている途中で、今現在は(金額を)お知らせできません。妥当な額かどうかは周囲が判断すること」と話した。以後、金額を知り得る立場にある関係者は一様に口を閉ざした。
岡田監督も午前中とは変わり「聞いてない。(明らかになれば)相手に迷惑がかかるようやし、きょうは聞かれへんやろ」と今度は無関心を装った。
落札球団名を含め、すべては29日に判明する。牧田球団社長は「相手(落札)球団の了承がとれれば金額も公表したい」と話した。これまでは原則、非公開の方針だったが、条件付きで明らかにするスタンスに変わった。落札額は当初見込まれた約10億円に近いのか。それ以上だった可能性も推測される。球団史上初のポスティングで、阪神の左腕エースをどこがいくらで落としたのか。答えは、日米同時に発表される。
[2006年11月29日9時23分 紙面から]
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