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虎投にまた新星!玉置が今季初1軍抜てき

- 打撃投手を務めた玉置は首脳陣から評価を得て後半戦から1軍帯同となる(撮影・加藤仁)
後半戦も新星ラッシュや! プロ3年目の阪神玉置隆投手(20)が今季初めて1軍に抜てきされる。22日、甲子園で行われた1軍フリー打撃に登板。力強い速球を投げ込み、チェックする岡田監督から高く評価された。昨季はシーズン終盤に1試合登板。今季は春先から2軍で不調が続いたが、状態は上向き。23日からの名古屋遠征に帯同する。中継ぎからのスタートが濃厚。
自己主張だけを考えた10分間だった。クリーンアップを打つ強打者の林に、すべてをぶつけていった。伸びのある速球、そしてカーブも投げる。詰まらせ、ファウルにするシーンも見られた。それは打撃ケージ裏で見守る岡田監督をうならせるには十分の力投だった。
「球は行っていましたよね。ぶつけたらダメだというプレッシャーで内角に行けなかったけど、自分のなかでは、いい感じですね」
味方打者が相手という制約の中で、ベストを尽くした。昨季は10月14日広島戦(広島)で1軍デビュー。2イニングを無失点に抑えた。今季は開幕前から投球フォームを崩して、不調に陥った。2軍では12試合に登板し、0勝2敗1セーブ。防御率8・44の惨状が、試行錯誤を物語る。それでも状態は上向きだ。8日の2軍ソフトバンク戦(甲子園)では、自己最速の149キロをマークしたばかり。この日の投球内容には、岡田監督も1軍昇格の太鼓判を押した。
「(1軍の名古屋遠征には)杉山と玉置を連れて行く。ファームで一番の推せんは玉置やったんや。球も速くなっているし、あれなら試合で投げさせてもな」
上園、若竹、岩田…。今季はフレッシュな顔ぶれが1軍マウンドを賑わせる。炎天下の鳴尾浜で猛練習に励み、日焼けした玉置の表情も引き締まる。「ここで安心していてもダメなんで。みんなにも負けていられない。ずっと1軍にいられるよう頑張ります」。確かな手ごたえをつかみ、1軍切符を手中に収めた。【酒井俊作】
[2007年7月23日9時48分 紙面から]
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