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阪神下柳、FAで評価聞いてみたい
FA権を取得している阪神下柳剛投手(39)が、球団の「子犬9匹作戦」に感謝の言葉を口にした。26日も甲子園のクラブハウスでトレーニング。帰り際、球団が愛犬ラガー君(ラブラドルレトリバー)に生まれた子犬の飼育費用などを負担する用意があることを伝え聞くと「ありがたいことやね」と満面の笑みで答えた。
25日、8月に取得した2度目のFA権行使について初めて触れた。「まだ自分に興味を持っている球団があるかどうか知らないし(宣言するかどうかは)分からんよ」。現時点では、あくまで白紙。阪神残留宣言は封印し、2度目の宣言に踏み切る可能性をほのめかせていた。一方、交渉役の沼沢球団本部長は全力で慰留する方針を明言。「子犬も増えましたからね」と4月に誕生した9匹の愛犬のサポートまで買って出ていた。
所属球団の細かい配慮に感謝はしたが、これを持って10勝左腕の流出の可能性が消えたわけではない。この日も「昨日『まだ分からん』と言っただろう」と話した。球団側が日本シリーズ終了までの決着を目指していることには「さあ? どの球団もシリーズが終わるまで、何も(交渉)できんやろ」とした。
FAの宣言期間は日本シリーズ最終戦の翌日から7日間(土、日、祝日を除く)と定められている。8日目にコミッショナー事務局から公示され、9日目から所属球団を含むすべての球団との交渉が解禁となる。「どの球団も-」の発言は自分に興味を示す他球団が出てくれば、その評価を聞いてみたいと考えていると見るのが自然だ。
この日、偶然出会わした下柳本人と雑談したという沼沢本部長は「残ってくれると思います」と感触を口にした。一両日中に開始される阪神との残留交渉の行方が注目される。
[2007年10月27日8時49分 紙面から]
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