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朝青龍にジャンパー贈ったのは岡田監督

 あの「猛虎ジャンパー」の贈り主は、岡田監督だった。阪神岡田彰布監督(50)が24日、横綱朝青龍(27=高砂)が着用して話題の球団ジャンパーをプレゼントしていたことを明かした。モンゴルから帰国後、注目される朝青龍が着ているのがテレビ、新聞などで報じられ話題になったが、入手先に関してはこれまで謎だった。岡田監督は「タイミング悪かったけど、勝って着てくれたらなあ」と話している。

 何かと注目され、批判の声も絶えない。お騒がせが続く横綱朝青龍。岡田監督は多少バツが悪そうに、ある物の「贈り主」だったことを明かした。

 「あれ、おれがあげたんよな。タイミングが悪かったけど、勝って着てくれたらなあ」

 朝青龍が阪神の球団ジャンパーを羽織って車に乗り込むシーンを、テレビのワイドショーで目にした。今月10日に高砂部屋でけいこ後、帰宅する場面だった。渦中の横綱が身を包んでいたのが、トラのペットマークが胸に入ったジャンパーだ。その日は友綱部屋への出げいこを拒否された「悪い」タイミングだった。

 市販はされておらず、入手先がファンの間などで話題となっていたが、実は「虎の将」だった。岡田監督の後援会筋が角界も後援している関係から、阪神ファンを公言したこともある横綱にプレゼントした。実際に選手、コーチが着用するものと同じタイプで、胸には球団のペットマーク、腕の部分には「朝青龍」のネームが刺しゅう。サイズは4Lの特注品だ。

 親交の厚い力士も多い岡田監督によれば、元横綱の武蔵丸親方にも贈呈したが「6Lでも入らない、言うてたな」。現役の横綱が愛用してくれているのは喜ばしい。ただいかんせん「タイミングが…」と頭をかいてしまうのも無理はない。朝青龍は夏巡業を休場しながら故郷モンゴルでサッカーに興じていたことで批判を浴びた。モンゴルでの治療を経て、謝罪会見で出直しを誓った後も、騒動は収まる気配をみせない。

 ただ愛用している姿を見たからには「イメージ回復」を期待する。横綱としての強さ、品格を取り戻し、胸を張って阪神ジャンパーを着てくれれば…。贈り主は「猛虎魂」による改善を祈る心境だ。【町田達彦】

[2007年12月25日9時32分 紙面から]

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