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“球児2世”法大・小松に阪神熱視線!

 阪神が来秋の大学・社会人ドラフトで法大・小松剛投手(3年=室戸)の上位指名を検討していることが30日、分かった。小松は最速149キロの直球を投げる本格派右腕で、来年のドラフト候補では屈指の存在だ。阪神は江本孟紀氏(南海から移籍)中西清起投手コーチ、藤川球児ら高知県出身の投手が活躍する土壌があり、小松も大化けする素材として、マークを続けていく。

 球道、球児に続け-。来秋の大学・社会人ドラフトで、阪神の最上位指名候補に土佐の「いごっそう」が浮上した。法大の主戦投手・小松だ。最速149キロを誇る本格派右腕。スライダーの切れ味鋭く、カーブやフォークも効果的に使う。球団関係者は「センスのいい投球をする。楽しみな投手だ」と高く評価する。大学デビューとなった2年春に3勝無敗、防御率1・80(リーグ3位)で一躍注目を浴びた。このときから猛虎スカウトの徹底マークが始まった。

 小松は高知東部に位置する室戸市の出身。阪神では過去に南海からトレード移籍の江本(土佐山田町、現香美市出身)、ストッパーとして活躍した中西コーチ(宿毛市出身)、火の玉ストレートの藤川(高知市出身)と個性的かつ豪快な右腕が高知県出身だった。「ウチとは縁があるから」と同関係者は話す。室戸は01年から3年間、阪神2軍のキャンプ地でもあった。小松は好きな投手に阪神藤川を挙げており、活躍する土壌は十分にある。また東京6大学から直接、タテジマに入る投手は89年の法大・葛西稔(2軍投手コーチ)以来いない。名門リーグでもまれた投球術は甲子園でも、その力を発揮することが期待される。

 阪神は今年の大学・社会人ドラフトで大本命の東洋大・大場を抽選の結果、逃した。来季の補強戦略はこれからじっくりと煮詰めていくが、投打ともにバランスのいい補強が求められる。

 野手では、超目玉と呼ばれる早大の上本博紀内野手(3年=広陵)をリストアップ。関西の逸材として、近大の右腕・巽真悟(3年=新宮)、関大の田辺真悟捕手(3年=明徳義塾)にも注目している。他球団の動向を踏まえ、慎重に指名候補を絞りこんでいく。クジ引きでは恵まれない阪神だが、来年も強気の姿勢は変わらない。次世代を担うスター獲得を粘り強く進めていく。

[2007年12月31日9時18分 紙面から]

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