このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 大阪 > 阪神 > ニュース


大阪メニュー
阪神メニュー
プロ野球情報
  1. スコア速報
  2. 日程&結果
  3. 勝敗表
  4. 対戦成績
  5. 個人成績

新井一塁守った、岡田監督「これがベスト」

阪神キャンプ初日、新井(中央)は今岡(右)や(左から)赤星、桧山らと明るい表情でノックを受ける(撮影・河南真一)
阪神キャンプ初日、新井(中央)は今岡(右)や(左から)赤星、桧山らと明るい表情でノックを受ける(撮影・河南真一)

 トラの新井がずっこけ、そして一塁デビューを飾った。阪神の春季キャンプが1日、沖縄・宜野座で始まり、広島からFA移籍した新井貴浩内野手(31)が新天地で始動した。宜野座ドームでのノック練習で新井は、人工芝に足を取られて転びそうになり、ぶざまな姿に周囲の選手は大笑い。「あれはスパイクのせい」と必死に弁明した新井だが、一気にチームに解け込むきっかけとなった。そのシートノックでは一塁に入り、三塁は今岡の布陣。岡田彰布監督(50)は「これがベストの形」と明言した。

 トラの新井は「一塁」でデビューした。シートノックでファーストミットを手に、一塁守備につく。今キャンプで注目される今岡との「三塁争い」。ただ新井は「(和田)コーチの指示なんで」と冷静に受け止めた。その後で三塁用のグラブに替えても練習した。まだ始まったばかり。新井は黙々と白球を追った。

 そんなトラの新井をチームに爆笑を呼ぶ“ハプニング”が待っていた。まさに注目のシートノックでの出来事だった。100人を超える報道陣が見守る中、外野からの返球のカットに入った新井は、守備位置の一塁に戻ろうと、軽いジョグで定位置に向かった。するとスパイクの刃が人工芝に引っかかり、前につんのめりながら「オットット」。あわてて両手を地面に付き、何とか体勢を立て直すと、何事もなかったようにポジションに戻ろうとした。

 だが、そんな新井の澄ました姿に、赤星や葛城は「アッハッハ」と大爆笑。これには新井も苦笑いを浮かべるしかなかった。ただ「災い転じて福となす」。新井にとって不幸な出来事は、一気にチームに解け込むムードを生み出すきっかけとなった。同じ代表だった矢野からは「ジャパンよりも緊張してるんちゃうか?」と茶化され、選手会長の赤星も「注目されるのを試練だと思って頑張って欲しい」とアドバイスされた。

 緊張から開放されたように新井は、大きな声でハツラツプレー。ノックの合間には赤星や直接のライバル今岡に足の裏を見せ、自らの失敗をネタにまでした。

 「あれはスパイクのせい。10回くらいコケそうになりましたよ。要領が分かってなくて、僕だけ(刃の付いた)違ったやつで、皆は(スパイクの裏が)ポイントのやつだった。次からは変えますよ。緊張感? そりゃやっぱりありますね」

 肩の力が抜け、フリー打撃でも鋭い当たりを連発。63スイングで柵越えこそ1本に終わったが、安打性の打球は約半分の31本を数えた。もっとも期待される肝心の打撃ではズッコケなし。打球を芯で捉えるシャープなバッティングで「星野ジャパンの4番」の技量をしっかりと見せつけた。

 「皆が声を掛けてくれてやりやすかった。1日も早く慣れることですね。明日は今日よりも馴染めるように頑張ります」。

 一塁を守り、ずっこけて笑われた。最初は緊張ぎみだった表情も、チーム全体でもみほぐされた。もうすっかり虎戦士の仲間入り。トラの新井が、存在感を大きくしていく。【福岡吉央】

[2008年2月2日9時26分 紙面から]

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ