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阪神岩田ローテ光“開幕”3回無失点

先発し3回を無失点の岩田(撮影・河南真一)
先発し3回を無失点の岩田(撮影・河南真一)

<オープン戦:阪神5-3オリックス>◇23日◇安芸

 先発した阪神岩田稔投手(24)が3回を無失点に抑える好投を見せ、先発ローテ争いの中で存在感を示した。最速144キロの直球とスライダー、カーブ、ツーシームなど多彩な変化球を交えたピッチングを披露。毎回走者を背負いながらも、味方の好守もあって無失点で切り抜けた。

 2回は一輝の二塁打や自らのエラーなどで二死満塁のピンチを迎えた。だが森山を投ゴロに打ち取った。3回にも右中間への二塁打、右前打と連打を浴び、あわや先制点かという場面もあったが右翼葛城の本塁への好返球で失点を免れた。

 オープン戦の開幕投手として結果を残した岩田は「粘って試合を作っていくのが先発の役目なんで、結果的にゼロで抑えたことはよかった」。だが球数は3回で52球とやや多く「初球でストライクが取れても、決め球が甘いところに行った。次にチャンスがもらえれば、修正してもっと厳しいところに投げていきたい」と課題を挙げることも忘れなかった。

 岡田監督は「2回はどうしよるかと見ていたけど、ボール自体はよかったし、入らんよりいい」と、ピンチをしのいだことを評価。「左はシモしかおらんし、一枚でも出てきたらいい」と、ベテラン下柳に続く頼れる先発左腕として期待した。

 現在、先発ローテ入りが確実視されているのは下柳のみ。正田、能見ら先発左腕の座を狙うライバルは多い。そんな中で、3年目の岩田が粘りのピッチングでチャンスを手繰り寄せた。【福岡吉央】

[2008年2月24日9時47分 紙面から]

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