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やりがいある“新作”を熱演/七帆ひかる

泥棒から伯爵に出世? 全国ツアーで役が変更になり奮闘を誓う七帆ひかる
泥棒から伯爵に出世? 全国ツアーで役が変更になり奮闘を誓う七帆ひかる

 宙組男役の中堅スター・七帆ひかるが、30日から始まる全国ツアー「バレンシアの熱い花」(11月25日鹿児島公演まで)で、悲劇の伯爵ロドリーゴを演じる。

 同作が6月に上演された大劇場版では盗賊の頭、ドン・ファン・カルデロを熱演した。今回はロドリーゴを演じていた男役スター北翔海莉(ほくしょう・かいり)がバウ公演に主演しているため、七帆が役代わりで演じることになったのだ。「泥棒から貴族への“転身”ですからね。えらい出世です(笑)。でも、演じる方は大変で何気ない姿勢からしてまったく違いますから。難しいけど新鮮ですごいやりがいがある。私にとっては新作って感じ」。

 9月の東京公演終了後、もらった5日間の休みも実家にこもって自主げいこに励んでいた。「足を引っ張らないように」という思いからビデオを見ては振りを覚え「イスとかにぶつかりながら必死ですよ。暴れてるみたいだった」と振り返る。

 産みの苦しみを味わう一方で、地方公演ならではの楽しみも待っている。「同期5人も全員一緒なんで、修学旅行みたいかな。舞台も一生懸命やってオフも楽しみたい」。各地の名所巡りを密かな楽しみにしているようだ。【樹】

 ☆七帆(ななほ)ひかる 11月18日生まれ、茨城県出身。日高中を経て99年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。04年「ファントム」で新人公演初主役。昨年8月「UNDERSTUDY」でバウホール初主演。身長175センチ。愛称「えりこ」。

[2007年10月29日14時30分 紙面から]



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