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才媛は舞台度胸も満点/稀鳥まりや

- 新人公演の初ヒロイン、本公演でも初の通し役と今公演で飛躍的に成長した稀鳥まりや
大劇場で上演中の星組ミュージカル「エル・アルコン-鷹」の新人公演で初ヒロインを務めた稀鳥まりや。本公演でも初めての通し役ジュリエットを好演中だ。「今回の公演は私にとって何もかもが初めてづくしなので毎日がうれしい」と充実の表情だ。
緊張の新公ヒロインでは自慢の超高音を大劇場に轟かせ「もっと緊張するだろう、と思っていたけれど想像したよりはマシだった」と舞台度胸も満点。何よりも万全の準備をしてきた証拠だ。コンビを組んだ夢乃聖夏も新公初主演だったが、2人とも終盤にかけては堂々とした演技で客席を引き込んでいた。
彼女の経歴は実にユニークだ。3歳から11歳までスペイン・バルセロナで育ち、スペイン語はペラペラ。今回の舞台ではスペイン語のセリフもあったが「あそこが一番リラックスしていたかも」とおどけてみせた。さらに、バレリーナにあこがれ14歳からはモナコに2年間バレエ留学。この間にフランス語も覚えた。英語を合わせれば4カ国語を操ることができる才媛でもある。
長い海外生活の中、母がタカラヅカファンだったことから自然に自分もあこがれるようになったという。「身長が低いので、大きく見せる演技を心掛けたい。舞台の上ではもちろん、舞台裏での段取りももっとスムーズにできるようにならないと…」。まだまだ前を見続け、さらなる成長を誓っている。【土谷美樹】
☆稀鳥(きとり)まりや 8月11日生まれ、東京都港区出身。聖心インターナショナル・スクールを経て05年「エンター・ザ・レビュー」で初舞台。今年6月から宝塚歌劇の専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」の案内役スカイ・フェアリーズを務めている。身長157センチ。愛称は「まりや」「モナコ」。
[2007年11月26日12時31分 紙面から]
