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“技術より内面”の舞台人に/大湖せしる

新人公演も最後の年を迎え「技術以上に内面を磨きたい」と誓う大湖せしる
新人公演も最後の年を迎え「技術以上に内面を磨きたい」と誓う大湖せしる

 雪組若手ホープの大湖せしるが、22日に行われる「君を愛してる」の新人公演で準トップ、彩吹真央演じるアルガンに挑戦することになった。

 歌、芝居と卓越した技術を持つ彩吹の役どころとあって「プレッシャーもありますが、それ以上にすごい勉強になります。本当は見て勉強しなきゃいけないのに、はっと気付いたら見入ってる自分がいて…。“アカン、アカン”って自分に突っ込んでるぐらい」。

 今年は新公を卒業する大事な1年。タカラジェンヌは上級生になるにつれ、自然とスリムになりダンスにキレも出てくるが大湖も昨年1年で5キロやせた。「技術面でのレベルアップはもちろんですが、舞台って内面が出るでしょう? そういう日常を大事にできる舞台人になりたいですね」と新年を迎え、気を引き締める。

 先の大劇場公演「エリザベート」の新公では、狂言回しでもあるルキーニを好演した。超満員の観客の手拍子や笑いを誘い「いまだにルキーニを引きずってます。幕が開く前はドッキドキでしたけど、お客さんも乗ってくれて、一体感があって…。ホント気持ちよかったし間違いなく忘れられない役になる」と、思い出話をしていても目が輝く。「だから今回も、それぐらい忘れられない役にしたいですね」。舞台での快感を得るため、大湖の努力は続く。【樹】

 ☆大湖(だいご)せしる 3月8日生まれ、兵庫県川西市出身。聖母被昇天学院高を経て02年「プラハの春」で初舞台。身長167センチ。愛称「せしる」。

[2008年1月7日12時19分 紙面から]



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