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素顔も天然なんです/華形ひかる

- 男役としての節目10年を目前に気合を入れる華形ひかる
名古屋・中日劇場で上演中の「メランコリック・ジゴロ」(25日まで)でちょっと間抜けな刑事・ロジェを演じる男役スター華形ひかる。ルックスとは相反し「私、実は天然タイプみたい。普段から何で笑われるんだろう? ってことが多いので」と役を“地”でいけるのも強み? のようで、サスペンス・コメディーの舞台に笑いの華を添えている。
同作は1993年(平5)安寿ミラ率いる花組が大劇場で上演し大ヒット。ロジェは当時、花組実力派スター宝樹芽里が演じていた。普通なら当時のビデオを何度も見たりするものだが、華形は「見ようかな? と一瞬思ったんですが、また新鮮な気持ちで取り組んだ方がいい」と昔のビデオは見ずに取り組んだ。再演でも“華形流”を貫いた。
新人公演を卒業して2年。上級生は新公を客席から観劇するのが規則だが「自分の役を客観的に見るのが楽しくて仕方ない」と笑う。下級生にアドバイスすることで、自分の役が違う角度から深められるのだそうだ。
「男役10年」と言われる世界で、華形も今春10年目に突入する。「振り返ったら悔しい思いもしたし、厳しいなあと思った時期もあった。でも、これからはもっとシビアな学年になる。頑張らなきゃと思っているところです」としっかりと前を見据えていた。【樹】
☆華形(はながた)ひかる 9月26日生まれ、東京都中野区出身。区立第十一中を経て99年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。05年「落陽のパレルモ」で新人公演初主役。身長168センチ。愛称「みつる」。
[2008年2月11日12時4分 紙面から]
