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「轟先輩のストーカーです」/鳳翔大

初の新人公演主役に「今までやってきたものを素直に出したい」と話す鳳翔大
初の新人公演主役に「今までやってきたものを素直に出したい」と話す鳳翔大

 「大変なことになってしまいました…」。26日に行われる「黎明の風」新人公演で初主役を務めることになった鳳翔大は、消え入りそうな声でこう話した。戦後日本の復興に尽力した白洲次郎の生涯を描いた話題作で、本公演では専科スター轟悠が演じる大役。

 配役発表でプロデューサーから「鳳翔さん、次回の宙組公演で…」と切り出された時は「組替え?」と、あらぬ方向への心配が頭をよぎったという。それもそのはず。前回「バレンシアの熱い花」の新人公演で準主役を演じたのが、入団以来初の大役でソロで歌ったのも、その時が初めてという“未完の大器”。ようやく花を咲かす時がやってきた。

 5歳で初めて歌劇の舞台を見てとりこになり、自ら「マニア」というほどのタカラヅカファン。雪組トップスターだった轟のプロマイドやプログラムも集めていた。「まさか、そんな方の役をやれるとは。毎日、轟さんをストーカーのように見つめて勉強しています」とどこまでも初々しい。

 コンビを組むヒロイン・花影アリスが同期生なのも心強い。新公ヒロイン4度目という“ベテラン”との共演で「アリスちゃんはさすが! それに比べて大ちゃんは…、って言われないように頑張らないと。私のことを知らない方も多いと思うので『あ、あの白洲次郎を新公でやった子?』って言われたらホントうれしい」と大きな目を輝かせた。【樹】

 ☆鳳翔大(ほうしょう・だい)1月6日生まれ。兵庫県西宮市出身。市立深津中を経て02年「プラハの春」で初舞台。身長174センチ。愛称「だい」。

[2008年2月18日12時55分 紙面から]



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