法師が大蛇退治、鞍馬寺で竹伐り会式
僧兵姿の法師が大蛇に見立てた青竹を切る神事「竹伐り会式」が20日、鞍馬寺(京都市左京区)で行われ、強い日差しが照り付ける中、約700人の観光客らが勇壮な伝統行事を楽しんだ。
9世紀末、鞍馬寺中興の祖・峯延上人が、襲ってきた大蛇を秘密の真言で退治した後に切り捨てたという故事にちなむ。
本殿の舞台で雅楽に乗って舞が奉納された後、黒装束にけさをまとった法師が5人ずつに分かれ、山刀をたたきつけるようにして、太さ10センチあまり、長さ約5メートルの青竹4本を切り刻んでいった。
江戸時代以降、「近江座」と「丹波座」に分かれて早さを競い、その年の豊作を占う行事として定着した。今年は丹波座が3年ぶりの勝利。豪快な刀さばきに拍手を送った観光客らは、無病息災のお守りとされる竹の切れ端を競うように拾い集めていた。
[2005/6/20/19:03]
写真=「竹伐り会式」で大蛇に見立てた青竹を山刀で豪快に切る僧兵(共同)
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