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話題先取り!エンタメ情報
二階堂智、凛子と夢かなえた
「バベル」(28日公開、ギャガ)
二階堂智はずっと抱き続けた夢をかなえた。「バベル」で聾唖(ろうあ)の女子高生・菊地凛子に誘惑される刑事役。アカデミー賞助演女優賞候補で世界に名を売った菊地に負けじと、寡黙で誠実な二階堂刑事がオムニバス映画の日本パートに落ち着きを与え、温かい空気に包んだ。
工藤夕貴主演のハリウッド映画「ヒマラヤ杉に降る雪」(99年)の時に受けたオーディションはあえなく落選。以来、米アクターズ・スタジオが日本で年1回開くワークショップは欠かさず受講した。昨年1月、「バベル」のオーディションに再挑戦した。刑事役と決まっていた。次の日が女性の番でそこに菊地凛子がいた。10カ月もかかかったが、その間「自分がやるんだ」と高いモチベーションを持ち続けた。「合格した時はものすごくうれしかったけど、凛子ちゃんと『違うキャストでやるといわれそう』と信じられなかった」と笑った。
チエコは母の自殺に傷つき、父(役所広司)に反発する。寂しさのあまり父の捜査に来た刑事を呼び出し、好意を伝えるために服を脱ぎ捨てる。全裸の彼女を彼は拒絶しつつもやさしく慰める。「役はオーディションの合間に構築した。彼女を拒む男であるように、と。監督には『もう少し声を落として』と言われたぐらい」。上々の“海外デビュー”だが「次はあこがれのハリウッドで仕事したい」と英語完ぺきマスターに情熱を注いでいる。
◆「バベル」 リチャード(ブラッド・ピット)は妻のスーザン(ケイト・ブランシェット)とモロッコ旅行中。だが、どこからか放たれた銃弾が妻を撃ち抜き、村で救助を待つ。ヒツジ飼いの少年の遊びの1発だった。リチャードの子供たちを預かったメキシコ人の乳母は息子の結婚式のため帰郷するが、帰途悲劇に遭う。問題の銃をモロッコ人にあげたのは日本人会社員(役所広司)だった。その娘(菊地)は父に反発し、刑事(二階堂)を誘惑する。
4月7日付
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