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昨夏準V京都外大西初戦で散る/センバツ

- ゲン担ぎの丸刈りも実らず1回戦で敗れた京都外大西・本田は、グラウンドに一礼し甲子園を去る
<センバツ高校野球:東海大相模4-1京都外大西>◇4日目◇26日◇1回戦
昨夏準優勝の京都外大西が初戦で散った。東海大相模(神奈川)との1回戦で2年生右腕の本田拓人投手が救援に失敗。打線も持ち味の粘りを見せられず、1-4で敗退した。日本文理(新潟)は高崎商(群馬)に4-3で逆転勝ちし、新潟県勢としてセンバツ初勝利を挙げた。初出場の清峰(長崎)は大会記録に並ぶチーム1イニング3三塁打を放つなど打線が爆発し、11-2で岡山東商を下した。
京都外大西の本田は神通力を失っていた。同点で迎えた6回裏2死一、二塁。チームの信頼を背負い、マウンドに上がったが、何かが違った。東海大相模の7番鈴木をストレートの四球で歩かせ、続く長谷川隼に直球を鮮やかに左前に運ばれた。「自分の中でよく分からない状態だった。落ち着けなかった。低めに投げようとしても上に行ってしまう…」。上、下半身のバランスを崩し、130キロ台の直球は球威がなかった。
勝利の儀式も効果を発揮しなかった。この日の午前5時。本田はバリカンで自らの髪を刈った。昨秋の県大会で試合日に丸刈りにし、そこからゲンを担ぎ始めた。近畿大会4強まで進出。今大会でも続けた。しかし昨年12月に右足人差し指を疲労骨折。十分に下半身を鍛えることができなかった。8回にも試合を決定づける追加点を許した。「学ぶことばかりだった。夏までに全部変えるくらいの気持ちで練習する」。試合後のインタビューでは、歓喜に沸く東海大相模ナインをずっと見つめていた。
打線も相手の奇襲に屈した。長谷川将の先発は全くの計算外。ビデオ映像もなかった。選手は対応できないまま、1点しか挙げることができない。勇退した三原前監督の後を継いだ上羽功晃監督(36)は初めての甲子園に唇をかんだ。「本田でもきつい場面で投げさせるのはしんどい。継投は難しい」。数多くの反省点を残し、雪辱の夏を目指す。【田口真一郎】
[2006年3月27日9時27分 紙面から]
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