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立命金刃、近大大隣に勝利/関西学生野球

<関西学生野球:立命大6-1近大>◇5日◇スカイマーク

 大学屈指の左腕対決は金刃に軍配が上がった。関西学生野球春季リーグの第6週初日が5日、スカイマークスタジアムで行われた。立命大の金刃憲人投手(4年=市尼崎)が1失点完投で近大の大隣憲司投手(4年=京都学園)との投げ合いを制し、逆転優勝に望みをつないだ。ネット裏には日米12球団24人のスカウトが熱視線を送り、両投手とも直球の最速は150キロ台を計測した。

 立命大の金刃が瀬戸際でライバルを打ち破った。首位近大に対し、負け数で2つ多く、勝ち点で1つ少ない。1敗もできない状況で、金刃は無心でマウンドに上がった。「失うものは何もない。リラックスして投げることを心がけた」。開幕から調子は悪くないが、力み過ぎで本来のキレを欠いていた。この日は「脱力」を自分に言い聞かせた。2回には自己最速150キロを計測。速球主体で決め球にスプリットを使い、近大打線を1点に抑えた。

 ライバル大隣と先発での対戦成績は6試合で金刃の3勝2敗1分けとなった。2人の対決は今年の大学野球で最高のカードと評される。ネット裏には日米12球団24人のスカウトが駆けつけた。ヤクルト羅本スカウトは「(金刃は)力んでもダメということに気付いたね。直球がきていた」と話した。注目の決戦第1ラウンドを制したが、金刃の表情が緩むことはなかった。「明日勝たないといけない」。勝ち点を奪ってこそ、喜びが生まれる。【田口真一郎】

[2006年5月6日9時50分 紙面から]


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