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43歳上本審判員急死、4日塁審務め帰宅後

 セ・リーグ上本孝一(うえもと・こういち)審判員が5日午前、急性心筋梗塞(こうそく)のため、埼玉県朝霞市の自宅で急死した。43歳だった。京都府出身。葬儀・告別式は7日午前9時から朝霞市溝沼1259の1、朝霞市斎場で行われる。喪主は妻美代子(みよこ)さん。

 同審判員は前日4日にナゴヤドームで行われたデーゲーム、中日-横浜戦で一塁塁審を務めたばかりだった。試合後、埼玉の自宅に帰宅し「明日10時30分に起こして」と美代子夫人に告げて就寝。しかしこの日朝、夫人が起こしにいったところ、すでに反応がなかった。元看護師の夫人が人工呼吸など応急処置を施したが、搬送された病院で死亡が確認された。5、6日は審判員として出場する予定は入っていなかった。

 上本審判員には高校生と小学生の娘がおり、長女はソフトボールに取り組んでいる。美代子夫人は「口数の少ない人なのに、女の子とキャッチボールができるなんて幸せだ、とよく言っていた」と涙声で話した。セ・リーグ大越事務局長によると、これまでに体調不良などを訴えてきたことはないという。まだ若く、前日には普段通りジャッジしており、球界関係者にもショックが広がった。

 上本審判員は京都・西舞鶴高から捕手として81年ドラフト5位で広島に入団。85年からセ・リーグ審判員を務めてきた。4日で通算1412試合に出場した。

[2006年5月6日9時24分 紙面から]


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