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大体大10年ぶり初戦突破/大学野球選手権

7回に登板した大阪体育大の村田透
7回に登板した大阪体育大の村田透

<全日本大学野球選手権大会>◇6日◇初日◇神宮、東京ドーム◇1回戦6試合

 全日本大学野球選手権大会が6日、神宮、東京ドームで開幕し、大体大(阪神大学)が10年ぶりの初戦突破を果たした。来年のドラフト候補・村田透(3年=大体大浪商)が7回表からリリーフ登板し、3イニングを無安打5奪三振の好投で試合の流れを変えた。その裏に4連打で逆転し、2-1で浅井学園大(札幌学生)を下した。龍谷大(関西6大学)は上武大(関甲新学生)に2-3でサヨナラ負けを喫した。

 「上原2世」が大体大に10年ぶりの白星をもたらした。1点を追う7回表。最速146キロ右腕の村田がリリーフ登板すると、2三振を奪い、打者3人で完ぺきに抑えた。すると試合の流れが変わった。その裏に2安打だった打線が活気づき、4連打2得点で逆転に成功。「真っすぐには自信をもっている。信じて投げたら通用すると思った」。神宮初登板の村田はキレのある直球を武器に3イニングを5奪三振無安打と完ぺきな投球を見せた。

 来年のドラフト候補と評判だが、今春はヒジ痛からリーグ戦の登板は3試合だけ。「チームに迷惑をかけた。少しでも取り返すことができれば…」。今大会も球数を制限するため、リリーフで出番を待った。恩返しの気持ちが生んだ価値ある1勝。当時2年生だった上原(巨人)を擁し、8強まで進出した96年以来の初戦突破に貢献した。

[2006年6月7日9時28分 紙面から]


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