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PL前田2発!スカウト絶賛/高校野球

5回裏2死二塁、PL学園・前田はコールド勝ちを決める2点本塁打を放ちガッツポーズで生還
5回裏2死二塁、PL学園・前田はコールド勝ちを決める2点本塁打を放ちガッツポーズで生還

<高校野球大阪大会:PL学園11-0山本(5回コールド)>◇15日◇住之江◇1回戦

 センバツ4強のPL学園のエース前田健太(3年)が山本戦で、2本のアーチを放った。投げても4回を1安打無失点、7奪三振。今秋の高校生ドラフト1巡目候補の実力を見せつけた。

 「桑田2世」の最後の夏は、鮮やかな放物線で始まった。2回だ。PL学園の前田がカーブを完ぺきにとらえ、左翼席場外に運んだ。豪快な先制ソロに「もう1本いきたいな」。9点リードで迎えた5回裏にはコールドゲームを決める“サヨナラ”2ラン。公式戦初の1試合2発で高校通算25本塁打とした。初戦はバットで周囲のド肝を抜いた。

 投げてもセンバツ4強の実力は健在だった。初回にはナインの動きが硬いと判断。あえて内野ゴロを打たせてリラックスさせる余裕も見せた。2回以降は最速143キロの直球で押す投球に切り替え、4回7奪三振1安打無失点。「ストレートの走りはまだまだ。これから上げていきたい」。口調は控えめだったが、マウンドでは貫禄すら漂った。日米5球団が視察。1巡目指名を決めている広島宮本スカウトは「肩回りやヒジが柔らかく、腕の振りが速い。高校生の球じゃないよ」と絶賛。奇しくもこの日、大阪桐蔭の中田も2発を放ったが、主役の座は譲らない。【田口真一郎】

[2006年7月16日9時58分 紙面から]

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