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PL戸沢勝負強さキラリ3打点/高校野球

3回裏(PL学園)2死満塁、戸沢の右前適時打で相手失策も絡み一塁走者の奥平も一気に生還。右は信太の浅野(撮影・前岡正明)
3回裏(PL学園)2死満塁、戸沢の右前適時打で相手失策も絡み一塁走者の奥平も一気に生還。右は信太の浅野(撮影・前岡正明)

<高校野球大阪大会:PL学園8-1信太(7回コールド)>◇19日◇住之江球場◇2回戦

 大阪大会の2回戦で、PL学園の「打点王」が復活した。6番戸沢一樹内野手(2年)が2度のチャンスで勝負強さを発揮し、3打点を挙げる活躍を見せた。今春センバツでは大会記録タイの1試合7打点を挙げたが、その後調子を崩していた。

 甲子園で脚光を浴びた勝負強さがよみがえった。1点リードの3回2死満塁。6番戸沢が鮮やかに右前に運んだ。相手の失策も絡み、走者を一掃。打点2を記録し、さらに4回、センター後方に犠飛を放った。「僕はチャンスで回ってくることが多い。最低限の仕事ができた」。3打点に、ホッとした表情を浮かべた。

 今春のセンバツ1回戦・真岡工戦では、大会タイ記録の7打点をマーク。学校の大先輩、清原和博内野手(オリックス)が持つ1試合6打点を超えた。しかしその後の3試合では10打数ノーヒット。ここから練習試合でも不振が続いた。「打ち損じが多くて…。ヒットが出なくなった」。見かねた藤原弘介監督(31)が、大会直前にアドバイスを送った。「王監督のように1本足で打て!」。戸沢はハッと気付いた。「今まで間合いが取れていなかった。足を長い時間上げることで、球を呼び込めるようになった」。今夏の初戦・山本戦では2本の二塁打を放ち、1打点。フォーム改造で不振を脱却しつつある。

 戸沢の復調はチームにとって心強い。次戦は昨夏準優勝の大商大堺。「もう1度、甲子園で暴れたいんです」。大会序盤の大一番を前に、戸沢は気合を入れ直した。【田口真一郎】

[2006年7月20日9時39分 紙面から]


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