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浜中の130M弾でも十分衝撃

 高校野球担当だった96年7月。和歌山大会準々決勝で浜中(南部)を取材に行って衝撃の光景を見た。0-0の6回。打球は瞬く間に紀三井寺球場の左翼場外に消え、その後方にある民家の青い屋根瓦を直撃して跳ねた。大会関係者が「あそこまで飛ばした選手は見たことがない」とうなった特大130メートル弾。高校生の打球ではなかった。記者席から走って探しに行ったホームランボールは、青い塗料を付けて軒先に転がっていた。

 当時の浜中は「3、4番だと敬遠される」と井戸監督の方針で珍しい「1番投手」だった。それでも2回戦では初回に“先頭打者敬遠”されたこともあった。あれから10年。あの大アーチの30メートルも上を行くなんて…。やっぱり中田はスゴ過ぎる。【オリックス担当・松井清員】

[2006年11月4日9時17分 紙面から]


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