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井川結婚!同郷の新妻は英語ペラペラ

満面の笑みを浮かべながらキャッチボールをするヤンキースの井川=タンパ(共同)
満面の笑みを浮かべながらキャッチボールをするヤンキースの井川=タンパ(共同)

 ヤンキース井川慶投手(27=阪神)が8日、今オフに入籍したことを自身の公式ホームページで明らかにした。夫人の名前、年齢などは一般人であることを理由に公表していない。井川は「アメリカでは生活をともにし、2人でチャレンジしてゆこうと決意して、今回一緒に渡米しました」と記し、現在自主トレを行っているキャンプ地のフロリダ州タンパで新婚生活を始めている。関係者によると、夫人は井川と同じ茨城県出身で英語が話せる才媛であるという。

 公式ホームページでの結婚発表から8時間後(日本時間9日未明)、ヤンキースキャンプ地の米フロリダ州タンパの夜が明け、自主トレに現れた井川は、キャッチボールなど準備運動を終えた後、即席会見にのぞんだ。報道陣から「おめでとうございます」の声がかかるとまずはニヤリ。その後に心境を話し始めた。

 井川「気分一新がんばります。僕は野球に専念するだけです。プライベートのことは皆さん(報道陣)と食事している時に話をします。ここでは野球についてだけ話をします」。

 仕事と私事をきっちりと分ける井川らしい会見だった。一般人であることを理由にホームページでは夫人に関して何も明かさなかったが、会見でもそれに触れることはなかった。ただし、ホームページ上には、井川の真剣さと、伴侶を思いやる気持ちがにじみ出ていた。「メジャーリーグ挑戦に先立ち、今オフに入籍いたしました。相手は一般の人ですので、周囲の方々のご迷惑にならないよう配慮した結果、スタッフとも相談し、渡米後に発表しようという結論に至りました」。

 突然の発表には訳があった。現地時間の7日に練習パートナーを務める「ピッチング・グル(ピッチングの師)」から、結婚の第一報は発信された。マイナーリーグ投手陣を統括するビリー・コナーズ管理部長が、井川の私生活について「伊良部のようにタバコを吸うかと聞いたら、酒もタバコもやらないと言っていた。奥さんももらったそうだしな」。これを受けて、井川が自らの言葉で結婚を報告することになった。

 すでに2人での生活を始めている。ホームページには「アメリカでは生活をともにし、2人でチャレンジしてゆこうと決意して、今回一緒に渡米しました。タンパでも、食事面などをサポートしてくれていますので、心強く思っています。これからは2人で頑張っていきます」と記した。世界最高峰の舞台を目指すために、強力な援護を受けている。

 以前に報告を受けていた岡田監督は「通訳いらんのやないか。詳しい話は分からないけど、去年のオフ、メジャー表明するかしないかの時に、ちらっと聞いていた。(相手は)英語が堪能らしいね」と話す。井川はニューヨークでの入団会見後に英語の発音を反省していたが、生涯の伴りょが弱点もカバーしてくれる。

 井川は昨年末に甲子園近辺から故郷の茨城に引っ越したが、地元の関係者によれば夫人は同郷であるいう。同じ地で生まれ育ち、異国の地に渡り2人で夢を追う。生活の母体と、戦うモチベーションを揺るぎないものにした井川が、メジャーのマウンドで躍動する。

[2007年2月9日9時35分 紙面から]

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