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梨田氏「すり足効果で中田完ぺき2発」

梨田氏「すり足効果で中田完ぺき2発」

<センバツ高校野球:大阪桐蔭11-8佐野日大>◇28日◇2回戦

 中田の連続アーチは打撃フォームが少しずつ固まってきている証明だ。昨年まで左足を上げ、大きくステップしていたが、これがすり足に改造された。これまで足を上げることで反動がつきパワフルだったが、どうしても確実性に欠けていた。

 佐野日大戦でみせた2本塁打は、体が前に突っ込まず、重心がぶれず完ぺきにとらえたもの。飛距離もケタ外れのプロレベルで、まさに清原、松井級といえるだろう。プロの世界でも十分通用するが、さらに高いレベルでいえば、脆(もろ)さもみえる。

 それは打つ前のボールを追い掛けすぎる点だ。例えばシュートを投げられ、詰まったり、ファウルになったりすると、続けてその球種を追いかけるあまり、体を開くなど悪癖が顔を出して打つ形を崩してしまうのが気

になる。

 ただこれは打撃フォームが完全に固まるまでの関門のようなものだ。ここさえ修正できれば、即戦力の評価は不動のものになるはずだ。(日刊スポーツ評論家)

[2007年3月29日8時54分 紙面から]

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