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井川に試練、先発飛ばされる!?

ランニングを終えた井川(手前)と投球練習を行うカーステンズ。どちらが28日に先発するのか…(撮影・加藤仁)
ランニングを終えた井川(手前)と投球練習を行うカーステンズ。どちらが28日に先発するのか…(撮影・加藤仁)

 【ニューヨーク(米ニューヨーク州)25日(日本時間26日)=堀まどか】ヤンキース井川慶投手(27)がシーズン最初の試練を迎えた。当初、28日のレッドソックス戦(ニューヨーク)先発が予定されていたが、ブルージェイズ戦の雨天中止決定後に、ジョー・トーリ監督(66)が「28日は井川かカーステンズが投げる。まだ決まっていない」と明かした。「後回し」は首脳陣の評価の下落を意味する。まだ未定の次回登板の結果次第で、井川はフィル・ヒューズ(20)、ジェフリー・カーステンズ(24)らと先発枠を争う立場になる可能性が出てきた。

 先発ローテーションを支えてきた井川の、次回先発を飛ばす案が浮上した。26日のヒューズ、27日ペティット、29日王建民の先発はトーリ監督から発表されたが、井川が先発予定だった28日については指揮官は言葉を濁した。

 前回登板の23日デビルレイズ戦(タンパ)は、5回途中7失点KOだった井川について、トーリ監督は「登板間隔をあけて調整する時間を作ってやるのも、選択肢の一つだ」とも説明。28日に投げなくても5月1日レンジャーズ戦に先発する可能性はあるが、ここにきて井川の立場を脅かす存在が現れている。

 「クレメンス2世」と呼ばれるヒューズは、ヤンキースが育成に総力をあげる将来のエース候補。きょうの出来次第で、ローテーションに入る。左大腿部の故障で出遅れたムシーナも27日に3Aで調整登板し、復帰の最終段階を迎える。25日付のニューヨーク・ポスト紙はムシーナ復帰の際、井川マイナー落ちの可能性にも言及。井川は次回登板で結果を残さなければ、王、ペティット、ムシーナに次ぐ先発2枠をヒューズ、カーステンズと争う立場に追い込まれる。

 この日の井川は当初の予定だった28日先発に備え、登板3日前に投げる新調整法を行うつもりで準備していたが、雨に阻まれ、ギドリー投手コーチがストップをかけた。「次回登板はまだ聞いていないです。阪神時代もそうだったように、投げろと言われればそれに合わせて調整します。投球練習は、2日前もあれば3日前もあるし、投げないときもある。いろんなバリエーションでやって行きます」と話した。

[2007年4月27日10時46分 紙面から]

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