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関学宮西、毎回の15奪三振/関西学生野球

同大打線を相手に力投する関学の宮西投手(撮影・岡本 肇)
同大打線を相手に力投する関学の宮西投手(撮影・岡本 肇)

<関西学生野球:関学大6-2同大>◇4日◇スカイマーク

 関西学生野球春季リーグ第5節初日が4日、スカイマークスタジアムで行われ、関学大が同大を6-2で下した。今秋ドラフト上位候補の左腕宮西尚生(4年=市尼崎)が毎回の15奪三振で2失点完投。エースの力投で優勝争いに踏みとどまった。

 夢をつなぐ快投だった。ひとつ負ければ、優勝が絶望的となる状況。関学大の宮西は重圧をはね返した。「(前戦で)勝ち点を取れず、チームの雰囲気が悪かった。何とかしたかった」。この日は直球主体の組み立てから、スライダーやチェンジアップを多く配球に取り入れた。2点を失った7回以外は危なげのない投球。毎回の15奪三振で同大を圧倒した。

 4月26日の立命大戦で8回3失点で負け投手になった。勝ち点を落とし、リーグ制覇の夢が消えかけた。その夜、宮西は仲間とヤケ酒をあおった。登板日は体のケアを考えて、酒など飲まないが、それだけショックだった。昼まで布団に潜った次の日。それでも神宮への思いがふつふつと甦った。「いい意味で吹っ切れた。気持ちを引きずることなく、投げられた」。厳しい状況は変わらないが、宮西は望みを捨てていない。【田口真一郎】

[2007年5月5日9時49分 紙面から]

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