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市川・河津“血まみれ”の熱投/高校野球

<高校野球兵庫大会:市川9-5高砂南>23日◇4回戦

 春夏連続出場へ、市川の好投手・河津が魂を込めて9回を投げきった。8回途中に左手中指の血マメをつぶした。徳永伸寿監督(48)の「交代するか?」の問いかけに首を横に振る。「先発を任されたら最後まで投げるのがエース。痛いなんて言ってられない」と河津。9回に2点を失い、なお1死満塁。1発が出れば同点のピンチも、ユニホームを血まみれにしながら「気持ち」で抑えた。

 万全ではなかった。6月上旬に左肩を負傷。1カ月近くも投球練習ができず、この日が今大会初先発。「球が指にひっかからず、思ったところにボールがいかなかった」と制球に苦しんだ。センバツ2回戦の帝京戦でも8回9四死球7失点と敗戦の原因を作っている。それだけに徳永監督は「ヨレヨレ。いい時とは程遠い」とあえて突き放した。再び甲子園のマウンドに立つため、満身創痍(い)のエースが輝きを取り戻す。

[2007年7月24日12時54分 紙面から]

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