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星野監督激怒「キ○タマじゃ負けてない」

練習前、台湾メディアにインタビューを受けた星野監督は不敵な笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
練習前、台湾メディアにインタビューを受けた星野監督は不敵な笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)

 【台中(台湾)26日】08年北京五輪を狙う野球日本代表、星野仙一監督(60)が、ライバル国の報道に激怒した。26日付の台湾の地元紙は、日本の打線を「火力不足」とバッサリ。また韓国メディアも「阿部以外は迫力がない」といずれも打線を酷評した。星野監督は「放っといてくれ。キ○タマではこっちも負けていない!」と独特の表現で猛反発。主軸を担う横浜村田修一内野手(27)らも怒りをあらわにした。間近に迫った決戦に向け、いよいよムードは過熱してきた。

  星野監督の太く、力強い声が響いた。26日、日本が練習を行った台中球場で、初めて地元台湾マスコミに対する星野監督の取材が設定された。テレビカメラ6台などが囲む。ひとつの質問が、星野監督の表情を一変させた。「日本のクリーンアップは大丈夫ですか?」という問いだった。

 「いいやないか。放っといてくれ! それに代わる選手は日本にはいっぱいいるんや!」

 それまでの「台湾戦はだれが先発してくると予想していますか?」という質問に「(不参加のヤンキース)王建民!」と答えていた笑顔は消えていた。最後には「うちは(先発投手を)予告しても構わないんだ」と強気に言い放った。

 12月1日から始まるアジア予選決勝リーグが間近に迫り、空気は一気に過熱してきた。この日の会見だけでなく、26日付の自由時報紙は25日に日本代表が初練習を取材した様子を「小笠原、高橋由ら故障者が多く、日本の打線は“火力不足”だ」と酷評した。

 また韓国の朝鮮日報では、宣銅烈ヘッドコーチの「日本の打線は昨年のWBCより確実に劣っている。予選までに調子を上げてくるとは思うが、特に優れてはいない」という発言を掲載した。日の丸打線がライバル国にこきおろされた。

 一連の報道を伝え聞いた星野監督は「闘将」そのものの顔つきとなった。「(台湾のいう)パワー(=火力)ってなんや?」と言い、星野ジャパンの戦うスタイルである「つなぎ野球」の持論を展開した。

 「野球は点取りゲームなんや。200メートル飛ばしても、ランニングホームランを打っても1点は1点や。それだけ日本への関心が高いっちゅうことやろ」

 言わせておけばいい。星野監督の揺るぎない自信は「下ネタ」と化して、口から放たれた。

 「キン○マでは、こっちも負けていない。マウンドではフォークを投げても、夜は豪速球勝負や!」

 男の「大事なもの」では絶対に負けない。それは対戦したグラウンドで証明するだけだ。【寺尾博和】

[2007年11月27日10時35分 紙面から]

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