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乾がけん引、野洲が突破/高校サッカー

延長戦の末、草津東を下し笑顔を見せる野洲MF乾貴士(撮影・栗木一考)
延長戦の末、草津東を下し笑顔を見せる野洲MF乾貴士(撮影・栗木一考)

<全国高校サッカー選手権:野洲2-1草津東>◇滋賀県大会◇決勝◇18日◇皇子山陸上競技場

 選手権連覇を目指す野洲が、滋賀県大会を突破した。U-21(21歳以下)日本代表MF乾貴士(3年)がチームをリード。草津東の粘りで延長にもつれ込んだが、後半6分の先制点では起点となり、延長前半9分の決勝点をアシストと、2-1の勝利に大きく貢献。北京五輪を狙う逸材の実力を見せつけた。

 U-21代表デビューを果たしたMF乾が、野洲を連覇を目指す選手権出場に導いた。後半6分、右足で華麗なスルーパスをMF広瀬に通し、FW山田の先制点の起点となった。「完ぺきでした」と乾が振り返るように、自分たちが目指す「セクシーサッカー」の手本のようなプレーだった。

 勝利目前の後半ロスタイムには草津東に同点に追いつかれたが慌てない。延長戦前半9分にはCKでMF荒堀の決勝弾をアシスト。きっちり2得点に絡む活躍だった。上の世代でプレーしたことで、注目が集まりマークも厳しくなる。そんな中でも仕事をこなし、山本監督も「プレッシャーの中、よくやった」とほめた。そして乾も「全国に行ける。このチームでまたやれる」と満面の笑みだった。

 休む間もなく19日にU-21代表に集合し、21日は同韓国代表戦(国立)が待つハードスケジュール。「また呼ばれてうれしい」と疲れを感じさせず、次の舞台に意欲を見せた。

[2006年11月19日11時37分 紙面から]

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