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ザルツ宮本仰天!16時間で2試合

 【ザルツブルク(オーストリア)18日=西尾雅治】ザルツブルクDF宮本恒靖(29)が欧州流の連チャン試合に仰天した。この日は本拠地ブルズアリーナでサテライトチームと30分ハーフの練習試合に出場。17日には地元3部フェッケラーブルックとの練習マッチにも後半22分から途中出場しており、16時間で2試合のハード調整。それでも守備ラインの統率や前線への好パスでアピールに成功した。

 宮本に休む間はなかった。前日の練習試合から16時時間後の午前9時。軽めの調整で終了かと思いきや、ザルツブルクの2軍で地元3部に所属する若手を相手に連日の練習試合が始まった。トラパットーニ総監督とマテウス監督が見守る中、ドイツ語で大きな声を張り上げて周囲の選手に指示を出す。前半16分には決定的ピンチに体を投げ出してブロック。同27分には相手FWに激しいタックルを見舞ってファウルを取られるほど果敢なプレーだった。

 17日には地元3部チームと練習試合。観衆約1000人が注目する前で、後半22分から途中出場した。「前回よりドイツ語での指示もよくできた。試合をやって初めて分かることもある」。元クロアチア代表N・コバチ、元ドイツ代表のエースFWツィックラーと初めてプレーして収穫も得た。

 「得意技」も連発した。後半31分、相手が前線にパスを出す瞬間に守備ラインをスッと上げてオフサイドを奪った。同33分には左サイドにいたツィックラーに約40メートルのピンポイントパス。相手の速攻を封じるパスカットなど凝縮の23分間は、まさに「ダス イスト ツネ(これがツネだ)」。

 仰天の連日マッチにも「疲れたけど、試合をこなしていくことが大事やから」と宮本。驚きを絶好のアピールショーに変え、さらに存在感を示した。

[2007年1月19日9時42分 紙面から]

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