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室伏12連覇、2年ぶり80m超え/陸上

ただひとり80メートル超えの豪快な投げで圧勝した室伏
ただひとり80メートル超えの豪快な投げで圧勝した室伏

<陸上:日本選手権>◇2日目◇1日◇神戸ユニバー記念競技場

 アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリスト室伏広治(31=ミズノ)が、2年ぶりの「80メートル超え」で12連覇を飾った。5投目に80メートル17を記録して優勝。04年9月のスーパー陸上(83メートル15)以来となる大台クリアとなった。1年間の充電期間を経て本格始動した5~6月の欧州遠征でも2連勝し、国内外で健在ぶりを見せつけた。

 ハンマーを投じた瞬間の雄たけびが、大台突破の証しだった。室伏が大声を上げたのは5投目だけ。「今日は80メートル台を狙っていたので、それを予測していました」とニヤリと笑った。本格始動したチェコ遠征2試合はともに最終6投目で逆転勝ちしたが、79メートル台に終わった。国内復帰戦となった1年ぶりの日本選手権で目標を達成し、笑みがこぼれるのも無理はなかった。

 昨年のこの大会後から1年間の「充電期間」。その間も復帰へ着々と準備を進めていた。「自分でつくったメニュー以外は効果がなくなってきた」と独自の練習方法も開発。目指すはハンマーとの一体化。ハンマーを数個、腰に下げて回転。ウエートトレでは、バーベルにもハンマーをぶら下げる。

 今後は24日のヘルシンキ国際など欧州の試合に出場する予定。12月のアジア大会に備える。「(理想の投法に)完成はない」と言う。それに少しでも近づいた時、北京五輪での連続金メダルが見えてくる。【佐藤智徳】

[2006年7月2日10時21分 紙面から]


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