このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 大阪 > ニュース


大阪メニュー

横田の意地「71」予選通過/男子ゴルフ

16番ホール、色づきかけのもみじをバックにアプローチショットを放つ横田真一(撮影・上田博志)
16番ホール、色づきかけのもみじをバックにアプローチショットを放つ横田真一(撮影・上田博志)

<男子ゴルフ:ABCチャンピオンシップ>◇2日目◇27日◇兵庫・ABCGC(7217ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)◇観衆1258人

 選手会長の横田真一(34=サクセスプロ)が、通算2オーバーの46位で予選を突破した。現在賞金ランク74位。残り5試合で70位以内に入らなければ、選手会長として史上2人目の「シード落ち」となる重圧の中、71と踏ん張った。同い年の日本ハム新庄剛志にも刺激を受け、プロ入り以来11年間保持してきたシード権確保へ、決勝2日間で上位進出を狙う。矢野東(29)が68で回り通算9アンダーで単独首位に立った。

 疲れた腰を、スッとイスの上に乗せた。横田がため息まじりに、つぶやく。「フ~ッ。予選クリアが最大のテーマ。最後の20センチのパットも緊張したよ。まあ、しんどいですね」。最終18番でバーディーを奪い46位での決勝ラウンド進出にも、笑みはなかった。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)と選手の間に立ち諸問題をまとめる選手会長2年目。年5回の選手会理事会では選手の意見を聞き、年6回あるJGTO理事会では、選手代表として議案の解決に尽力する。オフにはツアーの会合のため、合宿を休止してまで静岡から東京へ駆けつけたこともあった。

 「選手の信任は厚い。すごくよく、やってくれている」と、三好啓三選手会事務局長が感謝するほど良く働く「横田会長」。だが、今季はプロ入り初の危機を迎えている。現在賞金ランク74位。歴代選手会長としては鷹巣南雄以来2人目、自身でも11年間維持してきた賞金シードを初めて喪失するピンチなのだ。「ショットもパットもすべてうまくいかない。迷路に入った感じ」。思うようにいかないプレーに横田は嘆くが、決して言い訳はしない。「去年は今までで一番良かった(賞金ランク14位)し、会長の仕事のせいじゃない」と語気を強めた。

 ツアー成績上位選手のみが出場できる最終戦・日本シリーズを除き、今季残り5試合で目指すはランク70位入り。励みはある。タレント夕子夫人が第2子を来春出産予定。「私があなたの代わりに試合に出てあげたい」と言ってくれる妻のためにも、負けられない。さらに、同じ1972年生まれの日本ハム新庄にも刺激を受けた。「あれだけ楽しんでファンと一体になれるのはすごい。お手本にしないと」と前を向いた。今大会では99年に4位に入り、シードを決めて涙した思い出もある。少しでもランクを上げるため、残り2日間も気力を振り絞る。【木村有三】

[2006年10月28日11時46分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

芸 能
社 会


このページの先頭へ