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伏見工山口総監督、前立腺がんを手術

 「泣き虫先生」の愛称で知られるラグビー伏見工の山口良治総監督(64)が、9月に前立腺がんの手術を受けていたことが10月31日、分かった。

 山口総監督によると、8月下旬、チームのニュージーランド遠征出発の3日前、京都市内の病院で告知されたという。91年4月には脳膿瘍(のうよう)の大手術を受け、生死の境をさまよった経験があるが、今回もがん告知とあって「さすがに精神的にショックを受けた」という。それでも、周囲の反対を押し切って遠征に参加。帰国後即入院した。チームを離れる際には選手と一緒に涙を流したという。手術は無事成功し、約1カ月の入院生活を経て、10月上旬に退院した。

 現在は京都市内の自宅で療養中。「全身麻酔の影響で、少し体にけだるさは残る」というが、経過は良好で、すでにグラウンドに何度か足を運んだという。「日に日に体調は良くなっている。まだ走れないので指導はできないが、すぐにジャージーを着られる」と意欲を燃やしている。

 伏見工は5日、2年連続花園出場をかけて京都成章との京都府大会決勝(宝が池球技場)に臨む。同総監督も会場に姿を見せる予定。今年1月には5年ぶり4度目の全国制覇に涙した。山口総監督は「全国大会連覇という大きな目標があるので、自分も教え子に負けられません」と早くも気持ちを高ぶらせている。

[2006年11月1日9時48分 紙面から]


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