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長谷川、高圧酸素治療器で睡眠不足を解消

挑戦者のガルシア(右)からプレゼントを受け取る長谷川
挑戦者のガルシア(右)からプレゼントを受け取る長谷川

 WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(25=千里馬神戸)が、新兵器導入で最高のコンディションを作り上げた。13日のダブル世界戦(東京・日本武道館)の予備検診が10日、都内で行われた。同級1位ヘナロ・ガルシア(29=メキシコ)戦に向け、高圧酸素治療器(通称ベッカムカプセル)で減量苦から来る睡眠不足を解消。万全の態勢で3度目の防衛戦に臨む。WBC世界ミニマム級王者イーグル京和(27=角海老宝石)は挑戦者の挑発を受け流し、3度目の防衛に自信を見せた。

 長谷川が挑戦者を見下した。予備検診で初対面したガルシアについて「思っていたより背が低かった」。自分より身長で4センチ低い相手に、威圧感は全く感じなかった。「体調は100%」と言い切るだけの準備を整えてきた。

 3度目の防衛戦に向け、コンディション作りの新兵器を導入。山下正人トレーナー(44)のアイデアで上京からこの日までの3日間、都内の治療院で高圧酸素治療器で疲労回復に努めた。過去の世界戦では、緊張や減量苦から1、2時間の睡眠が続くこともあったが、今回は9時間以上も眠れるようになった。十分な体力を蓄えた。

 この日の予備検診前には都内の帝拳ジムで練習。ミット打ちなどで2時間汗を流すと、1・2キロも体重が落ちた。リミットを700グラムも下回る過去最高ペースに「こんなにアンダーでも体が動けている」と本人も驚くほど。3度目の防衛に向け、自信を深めていた。【大池和幸】

[2006年11月11日10時6分 紙面から]

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