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京産大ロスタイム逆転で突破/ラグビー

- 帝京大を破り雄たけびを上げる京産大フィフティーン
<ラグビー大学選手権:京産大10-7帝京大>◇17日◇1回戦8試合◇東大阪市花園ラグビー場
京産大が劇的なロスタイムの逆転勝ちで10-7と帝京大を下し、3年ぶりに初戦を突破した。0-7と劣勢の後半23分にPGで4点差に迫り、最後はゴール前で伝統のスクラムで攻め立てて認定トライで決めた。24日の準々決勝(花園)は法大と対戦する。
あと少し、あと少し…。「後半ロスタイム1分」。電光掲示板に表示されても、京産大の選手は「伝統」を崩さなかった。得意のスクラムで攻め立てる。プレッシャーに耐えられず、帝京大が故意にスクラムを崩すコラプシングの反則を3度。ついに認定トライ。こだわったスクラムが、劇的な逆転を呼んだ。
「個々のパワーを、集団で封じ込めることができた。関西のためにも、勝ててうれしい」。大西監督が満面の笑みを浮かべた。選手も試合終了の瞬間に跳びはねて歓喜の輪をつくった。「うれしかった」とフッカー小西主将。観客席に向かって何度もガッツポーズを繰り返し、執念でつかんだ3年ぶり初戦突破を素直に喜んだ。
前半は7点のビハインドで折り返したが、慌てなかった。「今日の守備はしっかりしている」。小西主将には手応えがあった。一進一退の展開。我慢比べなら、負けない。勝機を待った。
残り20分を切ってから、待ちに待った勝利への流れがやってきた。後半23分のWTB徐のPGが合図。相手がいやになるほどしつこく攻めるの京産大の持ち味が、効果を表してきた。モールなどでじわじわ前進。そして、逆転劇に結びつけた。「こだわって攻めた。勝ちにこだわっていたから崩せた」。右足の肉離れで10月15日の立命大戦以来の出場だった小西主将は興奮気味に振り返った。
準々決勝では法大と対戦する。小西主将は「気持ちを強く持って、4年間やってきたことを出して国立を目指す」と宣言。執念を実らせてつかんだ勝利が、大きな自信にもなった。【栗木一考】
[2006年12月18日9時19分 紙面から]
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