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京都府警73歳寝技の達人、亮子に極意伝授

 柔道世界選手権(9月、リオデジャネイロ)の女子代表が「寝技の達人」に極意を伝授された。同代表は10日、大阪で行っている合同合宿を終了。子連れ参加の48キロ級の谷亮子(31=トヨタ自動車)らは、京都府警の名誉師範・栗村曜似(ようじ)8段の指導で寝技の重要性を再確認した。

 73歳の同氏は高専柔道出身。旧制高等学校、専門学校で伝えられた寝技中心の高専柔道は近年、再評価されている。講道館柔道も究めた栗村氏の寝技は「神業」と評され、92年バルセロナ五輪前には女子代表、男子の小川直也らも教えた。

 15年ぶりに指導を受けた谷は「あらためて寝技のすごさを学びました」と話し、斉藤仁男子代表監督も「技の入り方など、多くの引き出しを持つ先生」と敬意を表している。現在のルールでは、寝技でこう着状態になるとすぐに「待て」がかかる傾向にある。だが、腰高で立ち幅が広い外国勢対策として小外刈りなどで崩し、寝技を決めれば1本勝ちにつながる。女子柔道は05年世界選手権で金メダル1個に終わった。女子柔道復活に向けて達人直伝の寝技は、とっておきの「隠し技」になる。【佐藤智徳】

[2007年5月10日10時6分 紙面から]

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