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秋吉・加賀山が初V/鈴鹿8耐

トロフィーを手にガッツポーズの加賀山(左)と秋吉(撮影・岡本 肇)
トロフィーを手にガッツポーズの加賀山(左)と秋吉(撮影・岡本 肇)

<鈴鹿8時間耐久ロードレース>◇最終日◇29日◇三重・鈴鹿サーキット(1周5・821キロ)◇出走70台◇観衆7万5000人

 スズキの秋吉耕佑(32)が加賀山就臣(33)とのコンビで初優勝を果たした。1周目の第1コーナーから1度も首位を譲らず、216周を独走。裏方から05年にレース復帰した秋吉が主役に輝いた。チーム「ヨシムラスズキ」は78年の初代王者で、80年以来27年ぶり3度目の優勝。スズキ勢にとっても83年以来24年ぶり4度目の栄冠となった。

 「黒子」が主役になった。夜の闇からホームストレートに現れた秋吉がチェッカーを受ける。「本当にうれしい」。左手を突き上げ、喜びを爆発させた。

 98年から8年間テストドライバーとしてMotoGPマシンなどの開発に携わる裏方を務めた。05年にレース復帰し、8耐は10年ぶりの参戦。32歳の苦労人は「すべてがうまくいった」と天に感謝した。

 ホンダ勢の11連覇を阻み、8耐の初代王者「ヨシムラスズキ」は27年ぶりの復活V。加賀山は「お待たせしました」。チームは95年に死去した創始者故吉村秀雄氏の遺影を掲げ歓喜にわいた。秋吉は「頂点に立てたことで次につながる」。もう脇役とは呼ばせない。

[2007年7月30日12時1分 紙面から]

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