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松下電工6年連続西地区全勝V/アメフト

第4Q、松下電工WR長谷川(左)はパスを受けそのまま独走しTDを決める(撮影・加藤哉)
第4Q、松下電工WR長谷川(左)はパスを受けそのまま独走しTDを決める(撮影・加藤哉)

<アメリカンフットボール・社会人Xリーグ:松下電工24-14内外電機>◇4日◇大阪・長居球技場

 松下電工が8年連続10度目の西地区制覇を果たした。内外電機を24-14で下して6年連続の全勝優勝。故障から復活した日本代表WR長谷川昌泳(24)が2TDを挙げて逆転勝利に貢献した。3年ぶりの日本一奪回へ、既に進出を決めていたファイナル6初戦の準決勝(12月1日)でオービック-鹿島の勝者と対戦する。アサヒ飲料はSRC神戸を3-0で振り切り、2位で2年ぶりのファイナル6出場。18日の1回戦で昨季社会人王者オンワードに挑む。

 8年連続10度目の優勝を6年連続の全勝で決めた松下電工のメンバーは笑顔でハイタッチを交わすと、すぐに表情を引き締めた。「負けは考えてなかった。リードされる展開は今季初めて。いい経験になったと思う」。後半で逆転勝ちした激戦にも、村上監督は余裕の表情で振り返った。

 冷静な指揮官が「要所でビッグプレーを決めて助けてくれた」とたたえた“MVP”がWR長谷川だ。10-14とリードを許して迎えた3Q8分、中央でマークを振り切り、QB高田から9ヤードのパスをキャッチして逆転のTD。4Q6分には右サイドから68ヤードを独走。ダメ押しのTDで試合を決めた。前半は厳しいマークに苦しんだが「後半でやっと体が温まった」と笑った。

 7月に日本代表としてW杯に出場後、両ひざを痛めて1カ月半の完全休養を余儀なくされた。チームには「迷惑をかけてすみません。(アサヒ)飲料戦までには必ず戻ってきます」と謝罪。昨季は右かかとの骨が欠けたままプレーしたガッツあふれるエースは、言葉通り前節のアサヒ飲料戦で戦列に復帰。大一番でキッチリ結果を出した。

 西地区制覇は通過点。狙うは04年以来3年ぶりの日本一奪回だ。長谷川は「今までは守備陣に助けてもらった。今度は僕がチームを助けたい」と、息つく間もなく次の戦いを見据えた。復活を果たしたエースが、西の常勝軍団を頂点に導く。【太田尚樹】

[2007年11月5日9時58分 紙面から]

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