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野口五輪連覇の武器は「低温シューズ」

 アテネ五輪金メダリストの野口みずき(29=シスメックス)が「魔法の靴」で史上初の五輪連覇を目指す。22日にアシックス創業者の故鬼塚喜八郎氏(享年89)の「お別れの会」に参列。東京国際でも同社のシューズを履いて大会新で優勝、北京五輪代表を手中にした野口は「中学で初めて履いた靴がアシックス。軽くて走りやすい、魔法の靴」と感謝した。

 北京へ向けて、新たな「マジック」の開発が始まる。この日、顔を合わせた同社の三村仁司グランドマイスター(GM)は「五輪連覇は女子で初めて。個人的にも会社的にもその気になっている」と全力サポートを約束。同GMも近日中に本番コースを視察するという。

 北京コースの特徴は蒸し暑さと路面の硬さ。三村GMは「まずは温度を下げる素材にしないと。(足底の)クッション性も必要。素材を検討する」。今夏の大阪世界選手権では土佐ら男女代表5人へ、靴内の温度が従来比5度減となる特製シューズを提供したが「今までと同じじゃダメ」と、さらなる進化を求める。

 野口も「ずっと信頼している」と期待を込める。2つ目の金メダル獲得への道は、まず足固めから始まる。【太田尚樹】

[2007年11月23日11時28分 紙面から]

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