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原が「大阪国際」出場へ、福士に強敵

 今夏の大阪世界選手権女子マラソン代表の原裕美子(25=京セラ)が来年1月27日の大阪国際に出場することが12日、分かった。大森国男監督(63)が明かしたもので、過去2大会連続出場した世界選手権では「選考レース」は2戦全勝。日本人初の大会2連覇で北京五輪代表を狙う。初マラソンで出場が有力視される福士加代子(25)にとっては最大のライバルとなりそうだ。

 原が大阪で五輪初出場に挑戦する。直前に左太ももを痛めて18位に沈んだ9月の世界選手権直後から「五輪に再挑戦したい」とリベンジを宣言。来年3月の名古屋も候補に挙がったが、大森監督の「原は短期集中型だから」という分析もあり、今年1月にも優勝した大阪への出場を決めた。今月上旬に中国・昆明での合宿を終え、まずは16日の全日本実業団対抗女子駅伝での優勝に全力を注ぐ。 レース中盤から見せる「苦しい顔」のイメージが強い原だが、選考レースで過去2戦2勝と勝負強さが光る。初マラソンの05年名古屋、今年の大阪でいずれも優勝を飾り、世界選手権の代表に内定。故障の影響が出た大阪世界選手権以外では日本人に負けたことがない。

 北京五輪代表3人をめぐる争いは土佐の内定に続き、連覇を狙う野口が11月の東京を大会新で制したことで事実上「残り1枠」。それでも「五輪でメダル」という夢の実現へ、相手が誰であろうと負けるわけにはいかない。

 日本人初の連覇を狙う大阪では、日本女子長距離のエース福士のマラソンデビューも有力。16日の駅伝後にも初マラソン挑戦を表明する見込みで、原は福士にとっても最大の強敵となりそうだ。【太田尚樹】

[2007年12月13日9時47分 紙面から]

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