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福士は元気「おっはようございま~す」

 大阪国際女子マラソンで19位に沈んだ福士加代子(25=ワコール)がレースから一夜明けた28日、北京五輪再挑戦へ早くも始動した。前日は脱水症状を起こして大失速、最後は4度転倒してフラフラでゴールしていた。元気を取り戻し、トラックでの五輪出場権獲得へ再スタートを切った。

 驚異の回復力だ。執念の完走から20時間足らずのこの日早朝。ジャージー姿の福士は、前日に失速が始まった大阪城付近を軽快に走った。約1時間のジョギングを終えると、宿舎のロビーで偶然会った91年世界選手権銀メダルの第一生命・山下佐知子監督に「(マラソンは)やっぱり練習しないとね」と言われたが「どうっすかね~」と笑い飛ばした。

 関係者には「おっはようございま~す」とだけ言い残してダッシュで立ち去り、車で京都市内の寮へ戻った。前日は医務室で治療後、宿舎で静養。永山監督は「思ったよりダメージは少ない。元気です」と代弁した。

 今後は春のトラックシーズンで復帰を目指す。北京五輪再挑戦へ、当面は1万メートルの参加標準記録A(31分45秒)突破が目標だ。「春には元気な姿を見せたい。『このままじゃ終われない』が彼女の口癖だから」と同監督。へこたれることなく、北京へ再び爆走する。【太田尚樹】

[2008年1月29日11時45分 紙面から]

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